コロナ騒ぎで控えていた旅行だが、今年に入り、正月明けに久方ぶりに伊豆を旅行した。コロナ規制も緩やかになり、世間の旅行も以前の状態に戻っているようなので、また旅行する気になった。
ゆったり旅行をしようとWebページを検索し、鴨川のやや高級なホテルを見付けた。カミさんの誕生祝いを兼ねて旅行した。
外房ではあれ我が千葉県内、気軽に観光できると期待したが、意外に手間と暇と金がかかることに驚いた。
4月25日(火)晴(火)晴
10時過ぎ 家を出て津田沼で 総武線に乗り換え 千葉で 外房線に乗り換え蘇我で安房鴨川行き特急に乗り換える。蘇我から安房鴨川まで1時間20分弱。以外に電車の揺れが激しい。 そもそも電車の本数が少ない路線故、あまり、保線作業が丁寧ではないのだろうかと疑う。
13:00 時前に安房鴨川駅に着く。ホテル手配の送迎小型バスに乗る。バスはほとんど満席。
チェックインまで時間があるため ホテルのレストランで昼食。昼食後もチェックインまでレセプションホールでしばらく待機。
ホテルは、国道128号線沿いで、松林の中に建つ。部屋は最上階8階の一室。
部屋の中は、靴を脱いだ後は、完全にバリアーフリーこれは気持ちよい。
窓から太平洋が一望出来る。国道を挟んで反対側右手に鴨川シーワールドがある。鴨川シーワールドにこれほど近いとは予想していなかった。
下にホテルの庭園が見える。その庭園を観に行こうと、玄関に降りる。だが、庭園は観賞用で中には入れないと言われる。
止むなく国道に出て、鴨川シーワールドに歩いて行ってみる。これほど近いなら、明日見に来ようと入場券売り場でたずねると明日は休館日とのこと。
部屋に戻り、しばらくテレビを観たあと大浴場へ。やや温めだが大きな湯船は心地よい。
6時から夕食。 飲み物が結構高い_ワイングラス1杯約1500円。カミさんの誕生日を祝って乾杯。このワインは美味かった。 2時間以上の夕食で満腹。
食後、老後の生活をあれこれと語り合う。何れか一方が、特段の介護を必要になるまで、我が輩が 90歳までの今後6年、老人ホーム入居は控え、今の生活を続けようと語り合う。
部屋でしばらくテレビを見て、再び 大浴場に行き10時過ぎ 就寝。
4月26日(水)雨
あいにくの雨。天気が良ければ、「大山千枚田」を観光するもりだったが取り止め。フロントへ行き雨の中 どこへ行けば良いか 相談。結局 近くの道の駅へ行くことにする。
鴨川には、観光地に行くための観光バスサービスも路線バスサービスもなくタクシーを使うほかない。タクシーを観光に使うと、1時間6千円以上。30分を超える毎に3千円超が追加される。
鴨川はマイカーで観光する以外、個人が気ままに観光できるところではなさそうだ。
道の駅は、開業してから古いのか、手入れがあまり良い印象ではない。ぶらぶらと買い物をしてレストランでお茶をした後、タクシーを呼びホテルに戻る。
部屋でしばらく休み、屋上の 「温泉 プーロ」 なるところに行ってみる。「温泉 プーロ」から太平洋を一望できる。雨のためさほど眺めは良くない。雨が顔や頭にかかるので10分もせずに、諦めて部屋に戻る。
18:00時 夕食。我が輩は地酒3種の飲み比べ、カミさんはビールをお供に食事する。なかなか美味であった。だが、いつものことだが、年寄りにはいささか、ボリューム多すぎ。
最近、「美味少量」を売り物にするところがあるという。そのような食事にしてほしいと思う。
年4月27日(木)快晴
昨日とは打って変わっての快晴。
朝食後、チェックアウト。鴨川シーワールドへ歩いて向かう。高齢者割引で入館。荷物をコインロッカーに預ける。
水族館見学のあと、ベルーガ(シロイルカ)、イルカ、シャチのショーを、1時間毎に見る。
シャチは英語名がOrca(オルカ)と言うらしい。イルカとの違いは大きさだそうだ。オスは体重4~5トン、体調6~7メートルもあるという。その巨体で水面を飛び上がるので、水しぶきが凄い勢いで観客席に飛んで来る。シャチの黒と白の体色は実に綺麗だ。
楽しめた。しかし、かなり昔、マイカーで来たときとショーの内容や演出に変化は感じられない。マンネリになってないかと大きなお世話の心配をする。
シーワールド内で軽くお茶をしたあと、トロピカルアイランドを見学し、無料バスで安房鴨川駅に向かう。14:06 時発の特急で帰途につく。電車の中で、睡魔に襲われる。
今回の旅行で感じたこと
- 短時間観光バスサービスや路線バスの利用できない所では、高齢者は個人旅行はあまり楽しめない
_観光会社の一日以上のバス旅行の利用にすべし
_だが、それは、箱根、京都など有名観光地に限られれるだろう - やはり歩き回るのは、もうきつい_道の駅の中をぶらぶらするのさえ疲れる