運転免許証書換
2008/5

運転免許の更新時期となり、免許センターに出掛けた。

混まない撃ちにと朝早くでかけたのだが、小生が並んだときには既に、前には、30人以上が並んでおり、そのような列が何列も出来ていた。

また、眠い講義を延々と聴かされるのかと、諦めの心境で並んでいた。


一度ゴールド免許証になったのだが、墓参りの時、横浜ベイブリッジに入る直前にパトカーに捕まった。以来、次の更新までの3年間に、必ず、スピード違反をやってしまい、ゴールド免許証には戻れていない。小田原厚木道路で1回、九州の阿蘇で一回と捕まっている。

ともあれ、講習の列に並んでいたら、何か書面版を持った女性が、所々の人に接しては何か説明して誘っている。小生の所にも来て、65歳から69歳の方を対象に、特別講習がありますが参加しませんかという。通常の講習に追加で受けねばならぬと言うわけではないようなので参加することにする。

集まったのは、7名。この7名のために人教室を使っての講習となった。

所がこの講習結構面白く、楽しいのである。「安全運転自己診断」これは、通常の講習でもやるものだ。この後、警視庁方式 認知・判断力診断なるものをやらされたが、まるでゲームである。

絵の中に番号がでたらめに振られていて、それを順に鉛筆で繋いでいくゲーム。自動車やオートバイをと時計回りに回転させた絵のなかにひとつだけ、反対の方向を向いているものを見つけるゲーム。街並みのなかのあちこちに道路標識が置かれている絵を暫く見せられ、度の標識があったかを想い出させるゲーム、などなど。

視線の移動の早さや視野の中に偏り無く注意を向けているか、判断の速さと正確さ、多くの新しい情報を記憶できるなどを調べるゲームなのだそうだ。

小生の結果は、判断の速さと正確さでやや注意が必要となったが、他は問題ありませんという結果だった。

次いで、シミュレーションゲームのようなものをやる。テレビモニターにいろいろな画面が出るのを足と手を使って、指示通りに操作するもの。所謂、アクションゲームと言われるものと同じだ。足と手の両方を反応させるゲームはなかなか難しかった。

このゲームの結果を「運転適性診断」として評価したものが渡された。注意力に優れているが、やや偏りがある。機敏に対応し巧みな処理が出来ているが、注意に偏りが見られるなどという公表に続き、総合所見が書かれている。

行動機能に優れ、良い運転が出来ると言える。しかし、反応動作の早過ぎはむしろ邪魔となることがあるので注意せよと書いてある。総合判定は5で、一緒に参加した7名に中ではトップであった。

この後、ビデオを見せられたが、自動車事故悲惨さを見せるものだったと思うが、殆ど居眠りをして内容は覚えていない。


何はともあれ、大変楽しい講習であった。次回もこのような楽しいものであって欲しいと思う。