また
2007/7/9

また、過払い利息の請求に来た。先日、突然、郵便局の人が訪ねてきた。

7年前に父が永眠した折、父名義の定額郵便貯金が何口かあった。満期が来て、母名義に切り替えようとしたのだが、相続の問題があるため結構面倒な手続きとなるのを知り、郵便局の貯金担当部署に相談し、その助言に従って、切り替えを済ませた。

このことで、訪ねてきたという。父が死亡した時点で、父名義の貯金は、非課税ではなくなっており、切り替え時に間違えて非課税扱いのまま利息を含め払い戻してしまったので、その過払い利息分を返却して欲しいという。

相続の問題があり面倒と思い、郵便局に相談の上切り替えを行ったこと。もし、間違えたのなら、それはこちらの責任ではなく、郵便局側の責めになるべきものであること。

過誤払い利息分XXXXX円の根拠が分からないこと。しかももう数年も前のことであること。

これらを並べ立て、「はいそうですか」と払う訳にはいかない。書面できちんと、詳細な請求の根拠をもらわないと返却すべきものなのかどうか全く分からないと伝えた。

相手は、葉書のようなものに、その日の日付と、多分その人の名前であろうものを記載し、何かあったら、こちらに連絡して欲しいと手渡した。あわせて、日付の入っていない、郵政公社貯金事務センター所長名義の、過誤払い請求金額を記載した書状のようなものも手渡された。

家に入って読んでみれば、葉書は、過誤払い利息のことで話したいから、都合の良い日を返信で知らせて欲しいという主旨のもの。

また、貯金事務センター所長名義の書状は、「過誤払い分を返納して頂きますよう郵便局からお願いしているところですが、未だ返納を頂いておりません」とあり、返還を求める過誤払い利息金額が記載されている。

このような書状は一度ももらったこともない故、未だ払ってもらっていないなど不愉快きわまりない。加えて、この書状には日付は記載されていない。そのくせ、宛先には、父の名前に加え相続人様と書いてある。

郵政公社に組織替えになって、いろいろ内部監査があり、このようなことになったのであろうと想像するが、ことの経緯からしても、何とも理解しにくい話である。大体、数年も経過した後の請求に応じる義務があるのだろうか。

ともあれ、小生としては、請求根拠を詳細に示してもらうのが先決と伝えてある故、このはがきを使って返信する気など全くない。

大した金額ではないが...逆にそれ故に...不愉快な話である。