先日、旅行のための靴などを買いに出掛けた百貨店で、北海道物産展なる催しがあった。冷やかしで眺めている内、沢山の種類のジャムが販売されているのを見つけた。

その中にハスカップのジャムというのがあった。試食をしてみると、爽やかな酸味があり、上品な味だと思った。これをカミさんがひとつ求めた。

ここ２日程、昼食で、フランスパンにこのジャムを塗って食べているが、実に美味い。もともと、ジャムの甘さは余り好きでなく、もっぱらバターであったが、このジャムは好んで塗っている。

ハスカップというのは、和名をクロノウグイスカグラという植物のアイヌ語ハシカップに由来するらしい。

この植物の実が、ジャムや菓子や果実酒などに使われるらしい。不老長寿の秘薬とも言われているという。

菓子は別として、ハスカップの果実酒は飲んでみたいと思う。

この上品な味は、気に入った。