フリーセル230連勝
2006/4/30

以前、ウィンドウズに付録のゲーム「フリーセル」について書いたが、今日、ほぼ1年ぶりに連勝記録を更新したので嬉しくなってまた書いている。

これまでの記録、昨年4月の224連勝を塗り替え、取り敢えず、230連勝を達成した。

まだ、負けてないので、もう少し記録は伸びるかも知れない。勝率も95.2%を超えた。
目標としては、96%なのだが、これを達成するには、今回のような連勝記録を何回も繰り返さないと達成できない。

185連勝しても、わずか 0.1% くらいしか上がらない。つまり、このまま415連勝を達成しても、勝率は、95.3%にしかならない。

しかも、これまでの連勝記録を見ると、記録を更新できるのはほぼ1年に1回である。
従って、勝率96%達成はまだまだずっと先のことになるだろう。

今回の記録更新では、更新が近くなるにつれ、慎重を期したことが良かったようだ。
慎重を期しても難しいゲームもあるが、基本的には、ある程度先の状況を読んでゲームしないとにっちもさっちも行かなくなってしまうことが多いし、調子づいてやっていると思わぬポカをしてやはりどうにもならなくなる。

1年に1回しか記録更新ができないのは、殆ど後者のポカが理由と感じている。何時間もやって、結局負けると「ばか見たい!」「時間の無駄遣い」と反省するのだが、結局「コンチクショウ!」とまたまた始めてしまう。どうにも止められない。

160連勝を超えたここ数日、慎重にやるということから、毎日、かなりの時間をこのゲームに使ってしまった。勝ち続けると、余り反省はおこらない。

ある本を読んでいて、似た人がいるものだと嬉しくなった。

この人の曰く:

  コンビュータは、原稿を書くためにいろいろ使った。
   ...
  ところが、その中に悪魔が潜んでいたのである。「サメガメ」というゲームである。
  原稿を書かねばならないと思うと、どうしょうもなくほかのことがやりたくなる。
  今回の筆者が、執筆が遅くなった、人に言えないもう一つの理由はそのサメガメで
  ある。
   ...
  学生によると,サメガメ必勝法という本まで出ているそうである。
  研究室の右隣の助教授も左隣の助教授もサメガメにはまったという。
  私は研究室にあるマックにも載せた。それが運の尽きだった。
  マックのサメガメは、プレートが落下するとキンとかゴンという音がする。
  この音を聞くと私は無性に快感を感じるのだ。
  書かねばという意識にさいなまれると、当面の仕事から逃れるために、必死でサメ
  ガメに興じてしまう。
  楽しいのではない。必死のパッチのキン、ゴンなのである。
   ...
  私はサメガメにおぼれたのだ。

因みにこの方、相対性理論の専門家の大学教授で、その著書の序文にこう書いているのである。

サメガメというゲームは小生幸いにして知らない