表題

250320

ここに書くのは 我が輩の頻尿症状である。 頻尿によく効く薬 とか 効果的治療法についてではない。

正直言って 頻尿に効く薬 や治療法はないと感じている。

我が頻尿はよくある 膀胱癌関連あるいは 前立腺肥大に関わるものではない。要するに、過活動膀胱と言われるものらしい。

頻尿を意識したのは還暦前あたりからで頻尿になってから30年近い。

頻尿
公益財団法人長寿科学振興財団健康長寿ネットより拝借

頻尿が頻発するようになった当初 カミさんは その頻度に呆れた。

病院で診てもらい 頻尿を抑えるという薬を10年位 飲んでいたが一向に頻尿が収まらず しばらく薬を止めてみた。

止めても頻尿が激しくなったわけでもなく それまでと一向に変わらなかった。

以来、医者に行くことなく そのまま頻尿生活を続けていたが、ある時、カミさんが 広報誌で市の公民館で頻尿に関する講習会があるのを見つけ かみさんが聴きに行ってくれた。

当然私が聴くべきものなのだが 難聴の身には聴き取れないことが多いのでカミさんに聴きに行ってもらった。

「頻尿は必ず治る」という講演だったとのこと。そこで その講師の勤める病院に通ってみた。 薬を調合され それをしばらく飲んでいたが一向によくなる気配はない。

医者は酒をやめろ 酒をやめろとうるさく言う。酒は好きで毎日飲んでいるるが家で飲むのはせいぜい1合程度。たまに 友人と会う時以外、その量を超えることはない。それを止めろと言うのはどうも聴く気になれず医者を止めた。相変らず頻尿の続く生活をしていた。

ごく最近、薬を飲まなくなって久しいこともあり、有効な薬が開発されたかもしれないと期待し、改めて泌尿器科病院に行ってみた。

その時 診察してくれた医者はこう言った:

そして「とりあえず 試してみますか」 と言い薬を処方してくれた。

それを1ヶ月 飲んでみたが やはり一向に改善が見られない。医者が「どうでしたか、効きましたか?」 と訊くので「全く効かない」と答えたら「それなら止めましょう」と言われ、またまた 病院通いを止めた。

これまで通り 頻尿生活を続けていたが、最近、インターネットの漢方薬広告で、効果を絶賛する経験談に釣られて試してみた。30日分の薬代が、8千円近くかなり高いもの。1ヶ月半服用したが、やはり効果はなく、止めた。

頻尿1

私の症状は排尿頻度が睡眠中は平均3回(2~4回)、日中 家にいる時は30分に1回ぐらいで 日中の頻尿の度合いが極めて高い。

足腰の弱りもあり 天気良い日は散歩を心がけているが 散歩中に手洗いがあるコースを見つけなければならない。 結局 スーパーやコンビニがあるコースを散歩道に選択する他ない。のどかな田舎の道を散歩のするというわけにはいかない。

不思議なのは 彼岸や盆に3時間ぐらいかかる所へ 電車で出かけるのだが この場合1時間ぐらいは尿意はこらえられるのである。

墓地までの3時間の間に乗り換えが2-3回あるので 乗り換え時に手洗いに寄れば 1時間程度の乗車は 尿意に急かされることがないのである。

旅行に行く場合も、長距離列車の場合は列車に手洗いがあるので問題ない。バスの旅行の場合も、最近のバスには手洗いがついているものがあり 手洗いがない場合でも、1時間以内には、必ず、サービスエリアに寄ってくれるので 困ることはない。

またこの傾向は、外食の場合も経験する。時折友人・知人と会食するが、尿意は1時間に一回程度である。

とはいえ 尿漏れの危険は常にあるので 尿漏れナプキンを 常用している。

横井也有の老詠狂歌「身にあうは 頭巾 襟巻 杖 めがね たんぽ 温石 しびん 孫の手」である。

日中 家にいるときの排尿頻度も 旅行時の程度になって欲しいと願うのだが.....


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