
短い秋も終わって、冬の季節になってきましたが、時の経つのはほんとに早いですね、この歳になるとそんなことが実感されますね。

毎朝、近くの公園に大勢の仲間が集まって、気功と太極拳を楽しんでいます。私が東洋医学の道に進んだのは、赴任先の御殿場で太極拳の先生に出会い、太極拳を学んだのがきっかけです。
御殿場で学んだ太極拳を地元、私が住んで居る鎌ケ谷で指導していて、今は地元にすっかり根づいた感じで、毎朝の習慣になっています。
秋も終わりの頃は、青空がきれいで、とても気持ちが良いです。
枯れ葉散る 太極拳に 秋が舞う朝日さす 太極拳に 皆笑顔
この季節になると、寒いので皆さん防寒具で身を覆っていますので、

マスクでも 君だと分かる 脚線美
以前は男性の会員も結構多かったのですが、亡くなったり、体調不良だったりして今はほんの数人になってしまい、大半が女性になってしまいました。
70代、80代になると、女性の方が元気ですね、毎朝それを感じています。毎朝、オバチャンたちとおしゃべりするのが、とても楽しいです。
乙女らの 太極拳に 落ち葉舞う”乙女ら”と詠みましたが、現実はオバチャンたちです。”オバチャン”では味わい深い句にならないので、”乙女ら”としました。
御殿場で太極拳を学んだ、と先に書きましたが、御殿場には「太極拳普及協会 」という組織があって、とても太極拳の盛んな地です。
毎年、太極拳表演会という催しが開かれていて、われわれのグループも参加させてもらっていました。
そんな時に詠んだ句(10年位まえですが):
友集い 富士の裾野で 太極拳いつの間にやら時が流れ、我々も80代半ば、すっかり年寄りになってしまいましたね。年寄りにはなりましたが、年寄りなりに人生を楽しみたいと感じている今日此の頃です。
そんな気分で川柳を苦吟しています。
老いて尚 胸がときめく 恋の歌
この句はNHK学園川柳倶楽部の今年の誌上互選集(川柳倶楽部の会員が投句し、良い句を選ぶ誌上の句会。年2回ほど行われています)で、ベスト20句に選ばれた句です。
恋の歌といえば、You Tubeで昔の歌を時々聴いて楽しんでいます。
天国の 歌手が奏でる 恋の歌裕次郎の歌など聴いていると、懐かしいですね。最近の歌は昭和時代のような情緒豊かな恋の歌など無いですね、世の中が変わったなあ、と感じています。
以前はギターを弾くのを趣味にしていました。10年程前にはまだ弾いていて、その頃詠んだ句ですが:
ギター弾く 老いの指から 恋ながれトレモロの 指にも老いが 忍び寄る
ギターの句でもそうですが、苦吟していると、ついつい老いに関する句が多くなります。 こんな歳になったんだから、仕方ないとは感じますが・・・。

父となり じじとなっても 道半ば
喜寿とあるので、7~8年前に詠んだ句ですね。
悟りの境地といっても、どうにもなるものでもない、という感じもして、
あるがまま そのままでいい 老いの道八十路来て 悟りは無理と 悟る我
まあ、そんなんで良いかな、とも感じています。
ところで、最近世界の状況はなんとも騒がしいですね。ロシアとウクライナ、イスラエルとガザ地区、シリア、ミャンマー等の内戦などなど、ニュースを見ていると、当地の庶民の人たちのことを思って、胸が痛くなる感じがします。
“川柳に遊ぶ(その2)”で記しましたが、人間てほんとに賢い生き物なのだろうか、とつい思ってしまいます。
戦争という言葉を使いますが、群れ同士の殺し合い以外の何物でもないですからね。群れ同士が殺し合いをやっているのは、地球に住んでいる生物の中で、人類だけですからね。
今の日本は戦争が無く、良い状態が続いていますが、80年程前には、日本も戦争をやっていたのですから、不安の気持ちは拭えませんね。

数年前に平成が終わる頃に読んだ句です。
平成の 平和よ永久(とわ)に 次の世もそして令和になり、読んだ句、
この平和 いよいよ続け 令和の世我々はもう人生の最終章ですが、子供たち、孫たちの世が平和で穏やかな世であって欲しいと、願って止みません。
今回はこの辺で終わりにします。
新しい年が皆さんにとって、良い年でありますように。