松田悠子
今回は、生まれてはじめて経験したハロウィン・パーティーの様子などご報告しましょう。
10月31日に英会話教室のハロウィン・パーティーがありました。なお、英語教室は夜間の教室なので、私を送り迎えせざるを得ない主人も一緒に出席しています。
ハロウィン・パーティーでは、私たち夫婦もそれぞれお化けカボチャ(Jack-o’-lantern)を作りました。そのための特別なカボチャらしく、テーブルナイフで細工可能な程度の固さです。まず最初に頭の部分をくりぬいて中を見たら意外にがらんどうになっているのに驚きました。種も実もかなり少なめです。
したがって、思ったほど手も汚れないしごみも出なません。私の作品を見た日本人の友達が、いかにも私らしいとほめて(?)くれました。何のことは無い、ただ目鼻が大ぶりなだけだったのですが・・・
お化けカボチャ完成後、中に蝋燭をともして飾り、パイやスナック、りんごジュース(普通のジュースなのですが、このときはなぜか、Apple soda と呼ぶのだそうです。)でお祝いをしました。
パーティーではゲームをしました。ちょっとグロテスクですが、おそらく恒例の行事なのでしょうね? まずは、動くミイラづくりをしました。5人ずつのグループでミイラを一体作るのですが、1人が立ちんぼになり後の4人でトイレット・ペーパーを巻きつけていくのです。
私たちのグループのミイラは慣れているらしく両手、両足を離して立ったので、それぞれ別々に紙を巻きつけられ、完成後に自由に動くことができましたが、はじめての人は何がなんだかわからないままに直立不動の姿勢をとり、出来上がりは完全に棒状になってしまっていました。ヨチヨチとペンギンのように歩いている様に大爆笑となりました。
これも恒例の行事のようですが、浮きりんご拾い(Bobbing for apples)というあまり行儀の良くないゲームをしました。水を張った大きなボールにりんごを浮かべ、そのりんごを口だけを使って取り出すのです。入れ歯族にはできない仕事です。かぶりつこうとするとスルリとりんごが口から逃げ出し、結局は顔を完全に水に突っ込まないとかぶりつけませんでした。
上品ではないし、不潔な感じもするし、あまり感心したゲームとはいえません。昔、運動会で参加したアメ食い競争の方が、媒体が粉であっただけマシだったようです。とはいえ、獲得したりんごはおいしく食べ尽くしてしまいました。
話は違いますが、今回の事件の余波がいよいよ足元に押し寄せてきた感じです。主人の勤務先でも、3分の1ほどの人員削減があったそうです。しかも、解雇については、事前に何の知らせも無く当日突然「明日から来なくていい。」と言い渡されたとか、日本では考えられないことですね。私どもも何時までの滞在になるか、全く分からない状態のようです。その時まで普段どおりの生活ができれば何よりなのでしょう。
少しばかり写真を写したので、数枚添付させて頂きました。写真について説明します。Jack−o’−lanternは、大きいのは主人の作品、小さいのが私の作品です。先生から、特別なコスチュームをして来なさいといわれていたので、おかめとひょっとこの面を作り、会場でつけてみたら結構喜ばれました。でも、殆どの人は普段どおりの服装で来ていて、仮装らしき服装をしていたのは私たちの他ほんの2,3人だけでした。
写真をクリックすると大きな画像でみられます。
他に、我が家から見られた Sun Set の光景を送ります。
危険と隣り合わせなのはアメリカばかりではないようですね。つい先日、留守宅から「すぐ近所に放火騒ぎがあった」とのメールが入り、もう一つ心配が増えてしまいました。不幸中の幸いというか、駐車場が家屋と離れていたために、車1台丸々燃えて骨組みだけになってしまったものの類焼は無かったとのことでした。本当に困った世の中ですね。
それでは、今回の報告はこんなところとさせていただきます。