宮城県気仙沼市立階上(はしかみ)中学校 卒業生代表梶原裕太君の言葉
「階上中学校といえば 『防災教育』 といわれ、内外から高く評価され、十分な訓練もしていた私たちでした。
しかし、自然の猛威の前には人間の力はあまりに無力で、私達から大切なものを容赦なく奪っていきました。
天が与えた試練というにはむごすぎるものでした。 つらくて悔しくてたまりません。
・・・生かされた者として頭を上げ、常に思いやりの心を持ち、強く、正しく、たくましく生きていかなければなりません。
・・・命の重さを知るには、大きすぎる代償でした。 しかし、苦境にあっても天を恨まず、運命に耐え、助け合って生きていくことが、これからの私達の使命です。
・・・後輩の皆さん、階上中学校で過ごす "あたりまえ"
に思える日々や友達が、いかに貴重なものかを考え、いとおしんで過ごしてください。
・・・最後に本当に、ありがとうございました。」
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