旅の足跡

北イタリア・オペラツァー(その1)

金子忠

例年の如く、今年も2月末にオペラツァーに行ってきました。

 

去年はブログに書くまでもたもたして日が経ってしまい、記憶が定かでなくなってしまったので、内容はともかく早めに書き出したほうがよさそうだというのが昨年の教訓でした。

ということで、まだ写真も整理していませんが、とりあえずスタートしてみることにしました。

今年のツァーの行き先はイタリアです。イタリアは初めてです。

 

行く前から胸がわくわくです。スカラ座、ダヴィンチ、フィレンツェ、ルネッサンス、ウッフィッツィ美術館、などというキーワードがとりとめもなく出てきて期待がふくらんできました。

最初に、今回行った先を地図で見てみるとこんな具合になります。

 

 

宿泊した都市は、ミラノ、フィレンツェ、ピサ、ジェノヴァなどですが、この他観光で訪れた町として、クレモナ、マントヴァ、サンジミニャーノ、シェーナ、パヴィアなどの小さな町があります。

結局イタリアといっても地図で見る通り、北部のしかも西半分をところをチョコっと周ってきたというのが今回の旅の行程です。これでは「イタリア旅行」というわけにはいきませんです。

それで「北イタリア・・・」ということにしました。本当のところは「北西イタリア・・・」なのですが。 北東と南の方(ヴェネツィア、ローマ、ナポリ・・・)は先のお楽しみということに。

細かなところは上右の詳細図で見て下さい。赤丸が訪問した町、緑の線がツァーのルートです。

 
旅行の概略の行程を書いてみると、
 

 

2日目はミラノ市内観光。有名なミラノのドゥオモ、「最後の晩餐」などを見ました。

 

3日目はオプショナルツァーでクレモナ、マントヴァといった小さな古い町を訪れました。
 

4日目にフィレンツェに移動して、花の大聖堂、ウッフィッツィ美術館など見物。名所見物としてはこの日が今回のハイライトでした。
 

5日目、ピサに移動する途中でサンジミニャーノ、シェーナに立ち寄りましたが、これがまた中世の雰囲気漂う素晴らしい町でした。日本流にいえばナントカの小京都・・・
 

6日目、子供の頃からイタリアといえばこれ!ピサの斜塔を見物し塔の上まで登りました。その後「冬のリビエラ」海岸を通ってコロンブスの生誕の地、ジェノヴァに行きました。
 

7日目はジェノヴァからパヴィアを経て再びミラノに戻りました。
 

なお、この間の移動は全て貸切のバスでしたから気楽な旅でした。ただオペラを見るのが主眼なので、昼の観光は時間的に制約されてどこに行っても後ろ髪を引かれる思いでそれぞれの町を後にしました。

以前にも書きましたが、このツァーは久留米信愛女子短大のオペラの公開講座の”修学旅行”です。毎年10数人から20数人が参加しますが、今年は24人という大人数になりました。

メンバーの多くは毎年参加の常連で、趣味を同じくする者だけの気の置けない楽しい旅行です。しかも参加者の9割が女性というのも私にとってはうれしいことです。(ただし年齢不問・・・)

名所見物のことは後にして、今回大小6つオペラを見ましたので、次回からそのことから先に書いてみることにします。