宝澤光

今回秋保温泉で開催された標記クラス会について報告します。

最初に九葉会から依頼された「クラス会だより」の原稿(1000字程度)を九葉会の了解を得ましたので下記に紹介し、その後、補足報告します。

「クラス会だより、才萩会(昭和38年卒)50周年祝賀会」。

才萩会(昭和38年卒業生59名)の50周年祝賀会を10月6日(日)に秋保温泉ホテル瑞鳳で開きました。現会員の6割強の35名が参加し盛会でした。

才萩会の名称ですが、3年研修のやり直し(再研修)をさせられた歴史的学年であることから、再修を才萩にかけてクラス会名にしたと記憶しています。

当時の研修は図書室で自分で論文を選び、コピー機など無いので図面も含めてノートに書き写す。それを模造紙数枚にまとめて発表するというものでした。

出来は良く無かったのでしょうが、今考えると懐かしく、面倒を厭わず二度も研修を聞いて下さった先生方に感謝しています。

一方、クラスの纏まりは良く学科対抗の運動競技会では上位を争って大活躍していたと記憶しています。

卒業後の結束も固く、ここ10数年、卒業研究室の輪番で幹事を担当し、毎年東京を中心に才萩会例会を開いています。また、5年、10年の節目には仙台を中心に泊まりがけのクラス会を開催しています。

特筆すべきは、遠藤君、金井君が中心になって2001年から才萩会のホームページを立ちあげ、会員の情報交換と親睦の要となっていることです。

さて、今回のクラス会の幹事は50周年ということもあって、在仙会員(秋山、奥脇、白石(晋)、新関、宝沢諸君)が引き受けました。

当日午後4時、さすがに白髪が目立ってはいますが、参加者一同昔ながらの元気な声と顔で会場の瑞鳳に集合しました。

入浴後、浴衣に着替えて宴会場に集まり、九州からの鮎川君が愛用のカメラで全員の写真撮影を行いました。

宝澤が司会となり、最初に4名の亡き級友(荒川君、木村君、秦君、吉田(善)君)に黙祷を捧げました。

九葉会総代の奥脇君が開会の挨拶をした後、二人の女性会員(松田、大島(玲)さん)のうちの松田さんの乾杯で祝賀会の宴の幕が切って落とされました。

二分厳守の会員近況報告が行われ、その間懐かしい写真や資料が回覧され、宴は佳境に入りました。

次回の年次例会の幹事は鳥海研(高田君代表)が担当することを決め、あっという間に楽しい時間が過ぎました。

最後に九州からの金子君が祝賀会を締め、「青葉もゆる」を3番まで熱唱して閉会しました。

その後、幹事部屋を中心として2次会を開き、気分は一挙に50年前に遡り、談論風発、歌や自慢のハーモニカの演奏も入って夜遅くまで旧交を暖めました。

翌朝は天候も回復し、再会を約して三々五々紅葉の始まった秋保の里を後にした次第です。

尚、11月に入って、岩間君の訃報が入りました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

(宝澤)

補足報告

今回の祝賀会に際しては、在仙幹事団だけでなく、さんすい会他(金井君窓口)、鮎川君、高田君が計画、実行に参画しました。

金井君は祝賀会の案内、出欠確認を担当して下さいました。

鮎川君には趣味との事に甘えて、写真全般をお願いしました。

高田君には瑞鳳の営業部支配人の方を紹介して頂き、宴会場看板をサービスして頂くなど種々便宜を図ってもらいました。

以上、遠路参加して下さった皆様に感謝し、この報告を閉じます。