表題
260110
アカナイ

私は阿武隈山脈の南端、茨城県日立市で生まれ育った。

当時は自然が豊かで、小学生の頃からいつの間にか野山を走り回って、チョウやカブトムシを追いかける昆虫少年になっていた。

熱心だったのは高校生の時で、部活として「生物同好会」に入り、採集と標本作りに精を出した。指導教官と共に尾瀬ヶ原などにも出かけた。その後は少しずつ離れて、還暦の頃には実動はなく、興味と観察だけになった。

今般整理をしたら、標本が25箱程あった。大半は整理し、3箱を残した(写真ご参照)。標本作りには随分と執心した。

写真1:国内のチョウ

写真2:海外のチョウ

写真3:アオオサムシ

振り返ると、大学では三井先生の下で、立体有機化学に触れ、先生の将来構想として指向されていた酵素化学にも関心が向いていた後に、会社で「医薬の研究開発と事業」に携わることになり、医学薬学に触れ、生物や生命に関する興味が高まり、今日に至っているように思われる。昆虫少年の歩んだ道と思っている。

昨今の自然変動は激しく、憂慮している。この才萩会ホームページの「聞いてけさい」に記載した『自然に対し謙虚に』(3編、2010~2011年)のように、人類は自然との穏やかな共存が必要と思う。

最後に、筆者の考える死生観を:

「生は自然(=原子・分子)の“一時的な淀み”であり、死は“淀みの解消”で、プログラム化されていて避けられない。__ならば、今を一杯に生きたい。」

以上
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