コップンカ君の着実な「終活」の記事を拝読し刺激を受けたので、自分の「終活」について認めてみた。
- 改葬
- 家系図
- 家族史
- 遺書
- 物品整理
- 運転免許
- ピンピンコロリ
父親が永眠した時点で、小生宅から徒歩5分の逗子市内の真言宗の寺を菩提寺にし、親戚古老の了解と協力で、鳥取にある一族の曹洞宗の墓地から、小生の祖父母以下の墓を移設・改葬した。
長男として望んでいた盆暮彼岸の住職来宅読経と墓参、および故人の規定回忌法要の実施で、親戚の集合・会食が可能になった。
親の代が鬼籍に入ってから始めたので遅きに失したが、従兄弟・又従兄弟にも調査を依頼して、小生の父方・母方、家内の父方・母方の4系列の家系図を3年掛けて作成した。
高祖父母以前の祖については資料の濃淡に応じた記載となったが、曾祖父母から孫の代までの関係者の続柄・氏名は戸籍謄本の読解等で全員把握でき、総員約500名を分割図面としてA4版19頁に作図し、小生の遺作の意味合いで親戚筋に広く配布した。
子と孫のために、喜寿の時に、自分と家族の生い立ち・歴史をA4版12頁の小史にまとめた。
振り返ると、会社出張時に40ヶ国、家族と共に7ヶ国を訪れた一方、リタイア後だけでも救急車で搬送3回、手術台に12回と医学・医薬に助けられ、よくぞここまで来ることが出来たと思慮している。
一般論として、遺書で法定相続以外の配分を指定するのは、かえってゴタつく場合があると聞いている。幸い大した遺産がなく相続人も単純なので、相続は法定通りとし、遺書は作成しないことにした。
突然主が逝ってしまい、そっくりそのまま残った実家と義姉夫妻宅の2軒をほぼ一人で整理した経験から、家財道具や遺品の整理は残った者でどうにでもなると楽観視している。
特に価値観は世代によって異なるので、両親から孫までの個人別アルバム総計50冊を含め、何を残し何を捨てるかは次の世代に任せてよいと勝手に思っている。
とは言え、データの入っている古いパソコン2台は、gonegaga 君のアドバイスを得て回収業者に無料で引き取ってもらうことにした。
返納についての周囲からの圧力は日々強まっている。
現実的には逗子市内でしか運転せず、ゴルフもホームコース(葉山国際)にバッグを預けてクラブバス利用としているので、次回の運転免許更新時には返納かと考えている。
なお、ゴルフは18ホール完走がしんどくなり、原則9ホールプレーとしている。
これが最も重要で、かつ難しい「終活」と思う。とにかく歩けなくならないように、足を使うことだけは続けたい。なお、意味のない延命を拒否したく、尊厳死協会に入会した。
以上、思いつくまま小生の「終活」を列挙した。なお、家内の手前、何もしないで家でゴロゴロしている訳にもいかないので、向後は断捨離の真似位はしようと思っている。
以上