古来、人生に対する養生訓は多々あるが、高齢者に対してのもので、私が興味を持っているものについて認めたいと思う。
- “慎重に”の3ヶ条
「転ばない」・「風邪を引かない」・「義理を欠け」 - 「転ばない」:これを機に寝た切りになる危険性がある。
- 「風邪を引かない」:風邪は万病の元。特に、高齢での肺炎は怖い。
- 「義理を欠け」:体調的に無理を押してまでして、冠婚葬祭等に出席しない。
- “積極的に”の3ヶ条
「足を使う」・「指を使う」・「トキメキを」 - 「足を使う」:足は第二の心臓。歩こう。
- 「指を使う」:脳を直接的に刺激する。絵を描く、楽器を弾く等。麻雀もよい。
- 「トキメキを」:ドキドキ、ワクワクで心を刺激する。異性とのお付き合いは最上であるが、孫や好きな女優さんにトキメクのもよい。カラオケ、プラモデル、ゴルフ、盆栽等の趣味、道楽もよい。広義的に言えば“生きがい”であり、更に言えば日々の“楽しみ”である。
これは、岸信介元首相の言葉です。
これは、東京都高齢者医療の浴風会病院大友英一元院長から直接お聞きしたものです。
人は永遠には生きられず、天寿がある。
天命が下るまで、ボケないで元気でいたい。
以上、ご参考までに。